あっという間にもう2月。 コロナは収束しつつあるとはいえ、まだイレギュラーな生活が続いている。
外出に気がひけたり、飲食も後ろめたく感じる中で、当然服は購入されていない。 まして『高い服なんてシーズン1、2回 へたすりゃゼロではコスパ悪すぎでしょ』と言われてしまう。 おっしゃる通りなのだが、アパレル業界としてはちと寂しい、、、。
さて、 厳しいアパレル業界においてもトレンド分析は必要である。 服は売れていなくてもちゃんと変化はあるのです。 そこがファッションの不思議で楽しいところ。
今回紹介するのは、アイテムではなくディテールである。 今冬見られる変化から2021秋冬につなげていくのです。
1.【レザーパイピング】
今冬はヤングマーケットを中心にB-3ボンバージャケットがヒットした。フェイクムートンやボアフリースに配色パイピングがほとんどだが、パイピング素材、同色、アイテムバリエーションで2021秋冬に出現する可能性が高い。 メンズはまだ少なかったので期待できる。個人的にはブラックのN3B にパイピングもかっこいいと思う♪
ref: https://zozo.jp/shop/classicalelf/goods-sale/52846158/?did=86956040&rid=1203
2. 【トッグルボタン】
メンズでダッフルコートが復活中である。 というか各アパレルがプッシュしていた。 個人的にダッフルコートは難しいと思う。 ダッフルは漁師やミリタリールーツでワイルドなアイテムなのだが日本ではどうしても学生ムードがでてしまう。 とはいえ トッグルボタンを使ったアイテムバリエーションには期待しています!
ref: https://precious.jp/articles/-/2555
トッグル以外にも「チャイナボタン」のジャケットがビームスから出ていました。 とてもかわいいです! 春夏素材にもディテールなのでメンズ、レディースともに広がりそう。
ref: https://wear.jp/item/5301623/
個人的に気になるのは『ファイヤーマンコート』 ワイルドさと機能着っぽさが
カッコ良い。 自分のスタイルには難しいのだが古着のファイヤーマンすごくいい。
ref: https://zozo.jp/shop/beams/goods/54456082/?did=90433382
ref: https://e-dracaena.com/?pid=146580266
こう並べて見ると横方向の留め具がポイントだという事に気づいた。
フロントの印象を変えてくれるディテールです。
3. 【MA-1ネック】
「MA-1 ネック」というよりMA-1 がヒットの可能性あります。 ミリタリー トレンドのせいなのか、ノーカラートレンドからくるのか。 単体でも重ね着してもすっきりした印象です。 素材次第でカジュアルにもモードにもアレンジできそうです。
今、ルームウェアや1マイル ウェアに注目が集まっていますが、パーカーやクルー、スタンドカラーに加えて「MA-1ネック」が出てくるかもしれません。
ref: http://www.atelier-h.co.jp/collection/2021ss.html
コロナ化でもファッションやトレンドは動く。
今回は3つ紹介しましたが、変化に気付きましたら随時紹介していく予定です。
0コメント